オンラインのファイル変換は安全? あなたのファイルはどこへ行くのか
2026-10-24 更新
オンライン変換は便利なので、アップロードボタンを押したあとファイルがどうなるかを考える人はほとんどいません。旅行の写真なら大きな問題ではないかもしれませんが、パスポートのスキャンや契約書、診断書となると話は別です。
アップロードすると何が起きるか
一般的な変換サービスは、ファイルを自社のサーバーにコピーし、そこで変換して、結果をダウンロードできるようしばらく保管します。信頼できるサービスなら数時間で削除しますが、結局はその会社の言葉とセキュリティ、そしてその会社が使うホスティングや保存サービスのすべてを信じていることになります。
短時間でもサーバーに置かれたファイルは、情報漏えいや設定ミスのある保存領域、広すぎる社内のアクセス権限によって外に出てしまうことがあります。そのどれも、利用者からは見えません。
ファイルに隠れている情報
写真には多くの場合メタデータが含まれています。撮影場所の正確なGPS位置、日時、スマートフォンの機種などです。文書には作成者の名前や編集履歴が入っていることもあります。ファイルをアップロードすれば、それも一緒に送られます。
Localvertが画像を再エンコードするとき、こうしたメタデータは新しいファイルに引き継がれません。そのため、変換後の写真から撮影場所が分かることはありません。
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ブラウザ内で変換するしくみ
最近のブラウザは重い処理も自分でこなせます。画像はブラウザ自身の描画エンジンで読み込んで保存し直し、ブラウザが標準対応していないHEIC・動画・音声は、WebAssemblyにしたオープンソースのライブラリがあなたのプロセッサで処理します。
サイトはプログラムをあなたに届け、あなたのファイルが逆方向に送られることはありません。
自分で確かめる方法
誰かの言葉を信じる必要はありません。ブラウザの開発者ツール(F12またはCtrl+Shift+I)を開き、「ネットワーク」タブに切り替えてファイルを変換してみてください。アップロード型のサービスなら、ファイルを載せた大きな送信リクエストが見えます。Localvertにはそれがありません。
特に注意したいファイル
身分証、銀行の明細、契約書、診断書、子どもや自宅の写真には特に注意しましょう。こうしたファイルは、アップロードするサービスより、端末内で処理するツール——パソコンのアプリやブラウザ内で変換するサービス——を使うほうが安心です。